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淋菌感染症(淋病)
淋菌感染症(淋病)について
原因
淋菌という細菌による性感染症で、梅毒とともに昔からよくある性感染症です。
感染経路
口も含めて、ほとんどが性行為で感染します。
潜伏期間
2~7日間
症状
- 女性
- 黄色い帯下の増加、排尿時痛、排尿時違和感を覚えます。また子宮内膜炎を起こすと下腹痛を感じますが症状がない場合もあります。
- 男性
-
初めての感染時は症状が強く排尿時にかなりの痛みがあります。また尿道をしぼると黄色い膿が出てきます。何回もかかっているうちに症状は軽くなっていきます。
- 咽頭
- 症状はほとんどなく、あっても軽い風邪のようにのどがイガイガする程度です。キスでうつる事はまずありませんが、オーラルセックスでうつすことがあります。
保菌者
淋菌が感染した男性の10人に1人が無症状の保菌者になります。
咽頭の感染者はほとんどの人が無症状です。
検査方法
- 顕微鏡検査
- その場で分かりますが、ある一定以上の細菌の数が必要です。
- 培養検査
- 比較的少ない細菌の数でも分かりますが、日にちがかかります。(4~5日)
- DNA検査(抗原検査)
- 少量の細菌でも診断できますが、日にちがかかります。(4~5日)咽頭の淋菌検査には役に立ちます。
治療方法
- 内服
- 4~7日
- 注射
- 1回
まれに1回の治療では改善しない場合があります(耐性菌)